今の状況

経済産業省の原子力発電関係の官僚のトップ3人が更迭されることになった。

民主党政権って脱官僚・政治主導をうたい文句にしていたと思うけど、官僚3人を更迭する子が政治主導なのかな?政治主導というのは政治が責任を持つ。官僚はその指示で動けばいいという理解をしていたけど。

今日の東京新聞の「こちら特報部」を読むと菅首相が更迭を指示したのではなくもともと原子力損害賠償支援機構法が成立したことを機に海江田大臣は辞任。この3人の官僚も責任を取るという考え方があったと書いてある。それを首相が許さなかった。そして更迭を発表した。首相自身のこれが指導力というところなのか?

まあ政治家って身代わりが早いから政治主導の言葉も今の民主党にとっては「ふ~ん」という感じなんだろうね。

それにしても菅首相はたぶん歴代の総理大臣の中でもきっと印象に残る総理大臣になるのは間違いない。

でも在任期間が長くなればなるほど日本という国が混乱から脱出できる出口を見つけることができなくなってきているような気がする。

国会を延長していろんなことをやっていることは理解するけど日本という国をどういう方向に進めていこうとしているのか?緊急的に行わないといけない復興対策はひとつの柱だけど外交にしても円高対策にしても日本という国の存在感をどうするのか?政治家の皆さんにしっかりと議論してほしいなと思う